○介護職員の給与引き上げを行わなければ、
　「サービスの質の向上」は画餅である。
　介護報酬引き上げの検討は必須だが、
　加算により事業所間の収益に格差が広がっている事態を是正するため、
　基本報酬の引き上げを検討すべきである。
　また、介護報酬の負担割合については、
　第１号保険料の負担割合の増加に伴い、
　低所得者が多い65歳以上の高齢者の負担について
　合理的な設計をしなおすべきである。
　そして、１割負担の利用料については、
　介護保険料と同様、所得に応じた負担配分を
　再設定することが必要である。