生活を看る
フランスの駆け出し精神科医・コーラは研修先の病院で、うつろな表情で、ときとしてパニックを起こすロアに出会います。
少しずつ歩み寄り、治療が効果をあげはじめたと思った矢先、ロアは身元が判明し強制送還されてしまいます。
「彼女を救えるのは私だけ」とコーラはアイスランドの島に向かいますが、ロアには漁師の夫と義母、そして赤ちゃんがいました。
陽のあたる場所から
少しずつ歩み寄り、治療が効果をあげはじめたと思った矢先、ロアは身元が判明し強制送還されてしまいます。
「彼女を救えるのは私だけ」とコーラはアイスランドの島に向かいますが、ロアには漁師の夫と義母、そして赤ちゃんがいました。
地元の医師に「私は病気を看るのではなく、生活を看るのだ」と諭されても、コーラはなかなか納得しません。
しかし、コーラの存在を認め、彼女の不安を癒す力を持っていたのは、治療の対象とされたロアのほうでした。
アイスランドの荒涼とした風景の美しさとともに、専門家と対象者の関係を考えさせられる。
しかし、コーラの存在を認め、彼女の不安を癒す力を持っていたのは、治療の対象とされたロアのほうでした。
アイスランドの荒涼とした風景の美しさとともに、専門家と対象者の関係を考えさせられる。
陽のあたる場所から
(ソルヴェイグ・アンスパック監督/2003年/フランス=アイスランド=ベルギー/90分)
