カテゴリー: 書籍紹介
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BF119 『沈黙法廷』
『沈黙法廷』 最初に登場するのは、点検商法の若者だ。 セールストークをつぶやきながら、リストアップされたターゲット宅にあがりこんだら、死体があった…。 高齢者詐欺の典型例からスタートする連…
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BF118 『絶望老人』
「老いて生きる」人たちの声 日本は世界一、長寿の人が多い国だ。 著者は、カネ、無縁、独居という高齢期の「三大重要課題」を念頭に、高齢者に精力的なインタビューを行なった。 特殊詐欺に遭った81歳の女性は…
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BF117 『目の見えない人は世界をどう見ているのか』
美学と生物学から考える「障害」 著者はもともと生物学者になりたかったが、大学途中で美学に方針転換したそうだ。 美学と生物学の交差点に「身体」があるという。 とはいえ、「身体一般」の普遍性はあやしいので…
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BF116 『フクシノヒト こちら福祉課保護係』
「マザー・テレサは泣かない」 公務員試験に合格して、市役所の福祉保護課に配属された僕。 初日から陽気な歓迎会で盛り上がる保護課だが、ゴミ屋敷への介入で、厳しい現実を初体験。 新米ケースワーカーの「実務…
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BF115 『認知の母にキッスされ』
中央線沿線の超高齢社会 著者は、東京の高円寺、阿佐ヶ谷と中央線沿線で生まれ育った詩人だ。 詩人の母は23年間、父を介護して看取り、いまは弟夫婦と同居している。 長男である著者は、妻から「大マザコン」と…
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BF114 『介護施設で死ぬということ 生活支援の場のターミナルケア』
「命を最期まで支え抜く」ヒント NHKの日曜討論「超高齢社会 どうする私たちの介護」(2017年4月2日放映)を観て、率直な発言で、面白い現場の人だなと思ったのが著者。 理学療法士から介護職に転身し、…
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BF113 『老乱』
認知症の人のたどる道 本業は外科医の著者は、デイケアなど高齢者医療に関わりながら、「老化という”不治の病”」をテーマに小説を発表している。 2003年のデビュー作『廃用身』は、…
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BF112 『新しい幸福論』
「機会の不平等」が招いた「貧困大国日本」の現状 本書で注目したのは、格差問題に詳しい経済学の専門家による「格差拡大中の日本」についての分析だ。 戦前の日本は「超格差社会」で「超不平等社会」だった。 敗…
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BF111 『母さんごめん、もう無理だ』
司法記者たちの貴重な裁判傍聴記 帯に「98歳の母の首に、74歳の息子が手をかけた」とあったので、介護殺人の本かと思ったのだが、朝日新聞デジタル版「きょうも傍聴席にいます」からピックアップした29編の裁…
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BF110 『医と人間』
病気別の胃ろう増設の是非 医学・医療は現在、非感染性疾患(糖尿病や冠動脈疾患など慢性の病気)や精神疾患、発達障害の増加が世界的傾向なのだそう。 また、高齢者の増加と医療技術の進歩に伴う医療・介護費の高…
